第2回ポジティブ介議(官民連携)開催御礼
2017/02/04
★ポジティブ介議の目指す姿・・・
多職種の方と本音で意見交換でき、自身の活動にとって有意義な情報収集ができる場
おかげさまで第2回を平成29年1月27日に開催しました。福岡市役所職員・社会福祉協議会・介護施設運営事業者・社会保険労務士・CFPの方にご参加いただきました。ありがとうございます。
▼介護と取り巻く環境で起きている問題
→夜間に民間に対応する事業所が少ない。サービス料金も高い。
→ケアマネの積極的な介入が少ない状況があった
→本人側や事業者側の問題で、介護制度の枠に入らない方がいる。
→介護情報が必要な時に必要なだけ取得しにくい。
→介護は家ごとで自分の家だけで解決すべきと考えている人がいる。
→企業が介護離職の実態を把握できていない。
→介護休業の制度を整っていても、長期で休むということができない。
→高齢者グループの中で、公的資金援助があるクラブは会計報告が面倒になることで、解散してしまったグループがある。
▼介護情報をもっと身近にするために
→老々介護で情報収集ができていない介護家族に更なる情報発信が必要。
→受援力 支え合い体験ゲーム カードで助け合いを気軽に!地域関係が良好になる。
→企業側に介護の相談を気軽にするための研修
▼情報共有
・有償ボランティア事業(ワンコインで介護のお助け隊)※公益社団法人福岡市シルバー人材センター
・高齢者の全般的な相談窓口は地域包括支援センター ※福岡市:いきいきセンター)
・高齢者の食事支援情報(健康サポートセンター)
・福祉施設が行う地域貢献サポート事業
etc…
▼さらに議論すべきこと
→介護認知度(介護情報が始まっていない方含む)を上げるためにどうすべきか
→地域福祉の充実を更に図っていくために、どうすべきか
→地域包括ケアの方向性
→介護離職を防止するための伝え方(介護の両立を考える)
◆まとめ
官民が一緒になって、知恵を出し合う必要があると改めて痛感いたしました。これからもソーシャルアップが地域包括ケアにおける取り組みの更なる推進および介護家族の支援に向けて、尽力して参りたいと思います。