第8回ポジティブ介護開催御礼(介護での熱中症対策!自宅での暑い時期の過ごし方)
2016/07/26
7月23日(土)に福岡市NPOボランティアセンターに花田看護師をお迎えして、第8回ポジティブ介護(高齢者を介護しているご家族向けの講座&悩み相談会)を開催しました。多数のご参加ありがとうございました。
【介護での熱中症対策!自宅での暑い時期の過ごし方】
救急車で熱中症が原因で搬送される約60%が室内で過ごしている方とのことです。
ご存知でしたか?
熱中症とは・・・
運動や暑熱から起こる身体の障害の総称。
すなわち、高温多湿な環境に、身体が適応できないことで生じる様々な症状の総称。
熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病に分けられます。
症状も軽症のものから意識障害を伴う重症のものや死亡する例もあります。
きちんと理解して、対処法だけでなく、もし万が一の事態に備えてかかりつけ医師や家族の連絡先を救急隊に分かるように自宅に掲示しておく重要性も学習しました。
ポジティブ介護の講座後半で実施した悩み相談会では、普段看護師とゆっくりと話す機会がなかったようで多数の質問が出ました。
・高齢者がエアコンをつけない場合の対処法としてアドバイスはないか。
→室内に体温計を置いて、高齢者自身が視覚的に分かるように促し、熱中症対策に前向きになるように努める
・高血圧の親を持つ場合、料理の味付けに関して夏場では変更した方がよいか。
→かかりつけ医師に相談しながら、変更することで塩分にも配慮した生活ができるのではないか。
・発熱時の緩和方法について
→タオルを水で濡らし、首元や足の付け根など大きな血管が走っている所を冷やすと良い。また本人に横になってもらい、近くの方に送風してもらうなど熱を逃がすことを行うことが大事。
・子供の脱水症への対策について
→トイレの頻度や唇の色、渇き等に配慮しながら、定期的に休憩し、水分を十分取る。不安があれば、小児救急相談センター等を活用する。
次回は8月27日(土)10時30分からです。
詳細はこちら
多数のご参加お待ちしております。