【開催御礼】第6回ポジティブ介護

2016/05/31

2016年5/29(日)、第6回ポジティブ介護(介護家族向けの講座&悩み相談会)が無事に終了いたしました。

第6回となるポジティブ介護では、CFP(サーティファイドファイナンシャルプランナー)で、ご自身も認知症の介護経験がおありである久恒様をお迎えし「もし親が認知症になったらどうしますか?」として、認知症介護について講義いただきました。

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▼認知症とは?

体験したことの一部を忘れるのは老化
体験したこと自体を忘れてしまうのが認知症

▼認知症の種類

最も多いのがアルツハイマー型(女性に多い)
幻視(見えないものが見える)などがあり、うつ状態になりやすい「レビー小体型」
脳梗塞などで脳の血流が原因で起こる血管性認知症(男性に多い)

▼早期発見のめやす

もの忘れがひどい
判断力、理解力が衰える
場所や時間がわからない
人格が変わる
不安感が強い
意欲がなくなる

▼何科に行けば良い?

もの忘れ外来
認知症外来

▼本人が行きたがらない場合

無理やり連れて行かない
家族が心配していることを伝える
健康維持のために一緒に検診に行ってみましょうと伝える

▼認知症と診断されたら?

家族の介護体制を考える
介護保険の申請をする
最も大切なのは「本人への配慮」

▼認知症の相談窓口は?

いきいきセンターふくおか
各区の保健福祉センター地域保健福祉課
社会福祉協議会

▼介護保険制度を利用するには?

介護保険を利用するには

▼介護にかかる費用は?

介護にかかる費用は?

▼認知症の人が入れる介護施設は?

特別養護老人ホーム
┣要介護3以上
┣入所待機者が多い(100人~)
介護老人保健施設
┣病院に併設
┣治療が終わった方が家に帰れるためにリハビリを行う
┣入所期間が決まっている
グループホーム
┣認知症であることが入所条件
┣地域密着のため住民票がある地域の施設にしか入れない
有料老人ホーム
┣施設によって費用がかなり異なる
┣ケアやサービスが充実している場合が多い
小規模多機能型居宅介護
┣昼間だけ通わせても良いし、泊まらせることもできる
┣自宅にきてもらうこともできる

▼財産管理

金銭管理が難しくなったり、詐欺にあったりが心配
家族信託、成年後見制度、財産管理契約、社会福祉協議会の日常生活自立支援事業など、本人以外が管理できる仕組みを早めに検討しておくことが重要

▼終末期の対応

延命治療はどうするか?
今後の介護方針は?
医療費はどのようにして払うのか?
葬儀屋お墓は?
「エンディングノート」を活用して下さい

▼在宅介護を続けるコツは?

「戸惑い→混乱・怒り→あきらめ→受容」という心理ステップをたどる
3つのポイント
1.介護サービスを利用して介護者の負担を軽くすること
2.他の家族も介護に巻き込むこと
3.介護される親の気持ちを考えること

▼認知症ケア ユマニチュード
 1.見つめる
 2.話しかける
 3.触れる
 4.立つことをサポート

>>NHKでの特集ページ

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次回の第7回ポジティブ介護は6月25日(土)10時30分からです!

後援先:福岡県・福岡市・福岡市中央区・福岡県教育委員会・福岡県社会福祉協議会・福岡市社会福祉協議会・福岡市民生委員児童委員協議会・公益財団法人健康体力づくり事業財団
詳細は、こちらのイベントぺージをご覧ください >>

 

お問い合わせ・お申し込みについて

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一般社団法人ソーシャルアップ 担当/井口(いのぐち)