本日、第２回ポジティブ介護（介護家族向けの講座＆悩み相談会）が無事に終了いたしました。

第２回となるポジティブ介護では、飯塚病院緩和ケア科 医師の柏木医師をお迎えし、「在宅医療で困らないために、今から準備できること」について講義いただきました。

講座では、まず、柏木医師が飯塚病院を中心に筑豊エリアで取り組んでいる在宅医療の現場についてお話いただきました。

その後、個人個人が今から準備しておけることとして、「病気と向き合う」「社会と向き合う」「自分と向き合う」の3つのポイントについてお話いただきました。

▼病気と向き合う
「目を背けない、心構えをする」と「目を背けたい、心構えできない」のバランスを取り、医療者と一緒に考えましょう

▼社会と向き合う
介護保険、訪問診療、地域の活動など、社会資源を理解する
自分と家族のサポート資源を知る
状況を理解する（どのぐらい動ける？どのぐらいサポートできる？など）

▼自分と向き合う
自分や家族がどうしたいか。どうできるかではなくて、「こうしたい」という方向性を考えておく。
どうしたいか決めておけば、主治医やケアマネなどに、それを可能にするやり方を相談できる。

また、講義の最後では、「大切な人『事前の話し合い』をすることが大事」だが、なかなか話すきかっけがなく難しいという話題に。
そこで、参加者同士で
・難しいと感じることは何ですか？
・取り組めそうな工夫はありますか？
について考えてみました。

今回のポジティブ介護には、福岡市の「福岡NEXT」の取材として、福岡市役所総務企画局企画調整部の井手様にお越しいただきました。
ポジティブ介護の取り組みは、近日中に福岡市のホームページとFacebookで紹介予定です。

次回のポジティブ介護は２月２１日（日）です！
後援先：福岡県・福岡市・福岡市中央区・福岡県教育委員会・福岡県社会福祉協議会・福岡市社会福祉協議会
詳細は、こちらのイベントぺージをご覧ください >>